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古い神殿

一昔前だと写真集を作ろうと思っても、実現できるのは芸能人などの著名人か名の知れたカメラマンくらいだったが、現在は誰でも気軽に写真集を作って販売できる環境が整備されている。

しかも、無料で!

良い時代になったものである。

今回の記事は、ファンがいない状態で写真集を販売したい方が対象です。

個人で写真集を販売するなら個人サイト?モール?

写真集を販売するにはWooCommerceやBASE、STORESなどでサイトを作って自分で集客し販売するか、AmazonKDP、楽天kobo、BOOK☆WALKERのようなモール型のプラットフォームで売るか決める必要がある。

それぞれの特徴

個人サイト モール型
集客 ファンを抱えてないと厳しい 購入意欲のあるユーザーが多い
制作 時間がかかる 簡単
運営 対応が必要 モールがやってくれる
利益 ほぼ利益になる 手数料を取られる

表にするとこんな感じで自サイトとモールの違いは、自分で販売して利益をとるか、集客はモールに任せて時間をとるかの選択っぽいけれど、大きな罠がある。

ファンを抱えてない個人が写真集を販売する場合、手数料を取られてもモールで販売した方が数が多く売れるので、結局利益も多くなるのだ。

そのため、よほど集客に自信のある場合を除けば、大人しくモールを利用した方が良い。

モール型でもAmazonは別格

先ほども紹介したけれど、モール型の出版サイトの有名どころはAmazonKDP、楽天kobo、BOOK☆WALKERあたりだろう。

だが収益が発生する仕組みの違いにより、写真集を販売して稼ぎたい場合はAmazon一択になる。

AmazonKDP>>>>>>>>>楽天kobo=BOOK☆WALKER>>個人サイト

ファンがいない状態で実際に利用した経験から判断すると、こんな感じ…

AmazonKDPの神システムKDPセレクト

KDP(Kindleダイレクトパブリッシング)には、KDPセレクトという独占販売をする必要があるが、70%の印税を受け取れる販売形態がある。

そして、KDPセレクト最大のメリットは、Amazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」の読み放題の対象となり、販売価格が0円となる代わりに読んだページ数に応じて収益(1P約0.5円)が発生する。

「聞いたこともない著者の作品に金は払えねーな!」

そんなユーザーであっても、「無料だし見てみるか!」となるのは大きい。せっかく写真集を作っても、見てもらえないのは寂しいからね。

ユーザーに負担なく見てもらえるKDPセレクトの神システムにより、著者とユーザーがWinWinの関係になっているのだ。

AmazonKDPで出版する前に

Kindle Unlimited(Amazonの読み放題サービス)を利用して、他の著者がどんな感じで販売してるのか確認するのをお勧めする。

人気があったりレビューの多い作品を数多く見ることは、多くの学びがあるからだ。

特に作品のレビューが多いのに著名人でもなくTwitterなどのSNSで検索しても検索にひっかからない著者。そんな方の作品は純粋に作品として実力があるので色々と参考になると思う。

リンク:Kindle Unlimited

終わりに

Amazonなら、例え毎日の食事を撮影したような写真集でも収益が0ということはないだろう。それくらいKDPセレクトは強力なのだ。

色々なプラットフォームを試してみるのも勉強になるけれど、最短で作品を多くの人に見てもらいたいならAmazonのKDPがおすすめである。※アダルトジャンルは除く

もし、Kindle Unlimitedを利用するなら、私の作った写真集も見てね!

リンク:AmazonKDP

リンク:キナポコン作品

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